お悩みQ&A商売人110番 商売人をすくう厳選のことだまQA

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お店近くのお客さまはもちろんですが、店から離れた法人のお客さまのマーケティングを教えて頂きたいです。

どんなビジネスをされているのか、この質問からはわかりませんが、基本的に店の近くだろうが遠くだろうが、個人だろうが法人だろうが、マーケティングの基本的な考え方はそんなに変わらないと思っていいです。来てもらいたいお客が手に取りそうな媒体が何かを考え、それを使ってアプローチする。遠くてチラシをわたしに行くのが難しいのであれば、ファックスDMでも送ったらいいのではないでしょうか。

ただ、最近とっても思うのが、ツールが発達しすぎてマナーを忘れている人が多いということです。ファックスDMを大量に送ると苦情の電話がかかってくるというのをご存知でしょうか。ファックスというのは、先方の紙を一枚使いますから、不要なセールスに自分の紙を使われたことに怒る人というのがいるのです。セールスする側にしてみれば、苦情が来てナンボのもんかもしれません。でも、受け取る側はきっとこれまでにも何度も何度もいらないセールスをもらって、頭にきちゃっているワケです。
だからファックスを送るのをやめなさいということではありませんよ。ファックスDMは、安く大量に送れるからとても便利ですし、必要な場面も多々あると思います。それでも、不快な思いをする人が居るということも忘れずに。その人たちがどうして不快な思いをするのかといえば、たくさんのセールスマンがマナーを蔑ろにしてきたからなのですから。
法人の取引先を大事にしたいのであれば、たとえばファックスを送る前に「これからファックスを送ってもいいでしょうか」という電話をかける、とかね。とても印象がいいですよね。または、ファックスを送ったあとに電話をかけたり、会いにいったり、というのもいいと思います。とにかく「こちらの都合で送るだけ送ればいい」というのを常識にしないで、マナーも大事だということを忘れないでください。

あなたも既に実感していると思いますが、メールや手紙だけのやり取りをするお客さんより、会って話すお客さんの方が、お互いを大事にしますよね。印象は文字だけでは伝わりきらないものです。いくら、メールなどの手段が発達しているからといって「お客さんに一度も会わなくていい」という状態を自分に許してしまうのはやめましょう。積極的に会いにいくことをお勧めします。そうすれば、さらに良い関係を築いていくことができるようになります。

売上を上げるためにはまず何をすればよいか、次に何をするべきか

さあ・・・。なんか簡単に聞いてくれましたけど、そんな難しいことにこのニュースレターの、この限られた紙面上でお答えするのは無理な話ですよね。売上を上げたいなら、何でもやればいいんじゃないですか?
いえ、僕は売上アップのためにはどんなことでもしましたよ、というなら、そしてそれでもまだぜんぜん売上が上がらないというなら、試行錯誤が足りていないということです。まず旅に出ましょう。そして「自分は本当にこの商売で売上をアップさせていくべきなのか否か」について10年悩んでみてください。なるべく、ジャングルの奥深くの方でね。で、なるべく裸でね。ま、10年待たなくても答えは出るでしょう。アナコンダに食べられそうになって命からがら逃げてきて、やっぱり売上より命の方が大事だったという答えを明確にするはずです。

何の話をしているのかよくわからなくなってきましたが、つまりは「やるべきことはやってください」ということです。

自分たちのウリを効果的に伝えるコピーのつくり方

「買ってくれ 買ったらわかる ホトトギス」
これどうですか?僕のウリが伝わったと思いませんか?ま、伝わりませんよね。

そもそも、あなたのウリって何ですか?そしてどうしてそれをコピーに載せたいと思っているんでしょうか?
コピーの効果には3種類あります。一つは「おもしろいと思われる」。読んだら吹き出してしまうとか、芸術性を感じるとか、ビビっときたとか、心に訴えかけるものです。二つ目は「売上に繋がる」。僕やあなたのようにDRMをやっている中小企業のコピーは、ほとんどがこれですね。面白くても売れなかったら意味ないですから。ただ知名度をためだけに莫大な広告費をかける余裕もないし。そして三つ目は「無視される」。一つ目とか二つ目の効果を狙ったコピーの大半の行く末がこちらです。もちろん、わざと無視される効果を狙う人なんていないでしょうけど、そうなっちゃうんですよね。かわいそうに。
自分のウリをコピーに載せたいというのは、どの効果を狙っているのでしょうか。詳しいことが書いていないからわからないけど、なんだか「おもしろさ」を狙っているように感じられるのは僕だけでしょうか。僕たちが使うコピーは、別に面白くなくていいんですよ。モノが売れればいい。買って欲しいと思っていることが読み手に伝わればいい。だから、ウリなんかわからなくても「買ってくれ 買ったらわかる ホトトギス」がいちばんじゃないでしょうか?まぁもう少しひねってもいいけど、おもしろい要素入れようなんて思わなくていいですよ。

多くのコピーを見て思うのは、ゴチャゴチャしすぎて何を言っているのかわからないものが多いということですね。言いたいことが多すぎて主張がぼやけているものも多い。だから、「買ってくれ 買ったらわかる ホトトギス」位にストレートなものはかえって目立つからいいかもしれません。

地元の地域新聞を活用したPR方法(集客方法)

プレスリリースですね。バンバン出してください。僕が治療院を経営していた頃は、3日に1回は出し続けていました。ラジオで流してもらったこともあるし、地元の新聞にも広告を載せてもらったこともある。何十社も送り続けていれば、どこかには目を留めてもらえるんです。マスコミってすごく敷居が高そうなイメージがあるけれど、あの人たちだって毎日ネタに困っている。だから、こちらからよいネタを提供すれば、迷惑どころか喜んでくれますよ。
たとえば新聞に載ったとして、それが売上に直結するのかといえば、そうでもありません。テレビならとにかく、新聞見て来ました!という患者さんは稀です。それよりかは、いつも通ってくれているお客さんが「新聞に載ってましたね~見ましたよ~」と反応してきて、さらに信頼関係が厚くなったり、新規顧客を集める際に「新聞に載りました」をアピール材料に使ったり、といったように、二次的に活用することの方が多いです。たとえば、新聞に載った直後に折込広告を作って「○月○日の○○新聞に掲載された治療院です!」と書けば、信頼できる治療院なんだなと勝手に思ってくれます。
そんな二次的活用ではなく、掲載から売上に直結させたいと思うのであれば、新聞より地元のフリーペーパーの方が効果的です。クーポンをつけたりしてこまめに載せることですね。これはお金がかかりますが、集客という面で考えれば新聞よりはるかに効果があるのですから、投資と思ってやってください。

ちょっと気になったのですが、この質問者が何のビジネスをしているのかはわかりませんけど、別に地元にこだわらなくてもいいんじゃないですか?さいたま市にある治療院にはさいたま市民しか来ちゃいけないわけではなく、旭川からでも那覇からでも、来たい人が来ればいいですよね。わざわざこちらから、地元限定のようなアピールをする必要もないでしょう。
地元の新聞社だけでなく、全国紙を狙ってもいい。地元のフリーペーパーだけでなく、R25 に載ってもいい。大変だけど、その分信頼度は上がるし、反応も良くなるはずです。日本に限らず世界に向けて広告発信したって構わないのですから、遠慮なくビジネス範囲を広げてください。

とにかく、どうやって集客、売上を上げるのか知りたい。

答えは一つですね。「とにかく、何とかして売上を上げてみてください。話はそれから」です。
この人が何を求めているのかはわかります。商売に合った集客の方法でしょうね。サイトを作ればいいとか、そのサイトにはこんなことを書けばいいとか、チラシはこんなふうに作ればいいとか、そういうことを僕に言ってほしいのでしょう。
でも、もし僕がそれを言ったとしても、この人はやらないでしょうね。そんなもんです。方法論を求めてくる人って、結局やらないことが多い。どうしてやらなかったんですかと聞くと、ちょっと違うと思ったからとか、やってみたけど(とは言ってもほんのちょっとだけ)効果が無かったとか、周りの人にそんなのやめとけと言われたとか、あれこれ理由を挙げてくるんです。だから、教えるだけ無駄。
方法論なら僕に聞かなくても、いまはネット検索すれば十分な情報を得ることができるはずです。HPのみならず、facebook やつぶやき、SEO対策まで、嫌というほど詳しくなることができます。きっとこの人も、そういう情報がたくさんあるということくらいは知っているでしょう。でもやらないで聞いてくるんだから、教えてもやらないはず。

まずは、そこらじゅうに溢れている「集客の方法」を一通り全力でやってみてください。できるだけお金をかけて、時間と体力と手間をフルに使って、あらゆることを試してみる。それでも集客できない、または、それで集客出来た以上にもっともっと売上が欲しい、という場合に、僕のところへ来てください。
人に聞くからには、自分で最低ラインを超えてから聞きに行く。それが礼儀ってもんですよ。

健全経営していくために必要な、美意識を持ったエステに価値を感じているお客さまを集める方法。売り込まなくても継続していただけるシステム。退客の防止、掘り起し。

よい顧客だけで埋めて、売り込まずにリピートしてもらいたいってことですね。商売をよくわかっていない人は「そんなの無理だ」「顧客を選ぶなんて何事だ」なんて言いそうですが、自分の商売、自分の好きなようにやっていいですから、別に無理でも贅沢でもないです。やりたきゃやればいい。それが出来るかどうかは別として。さっきの質問と同じように、できると思い続けていれば、できなさそうなこともできたりしますからね。
で、この人がまずするべきことは、「この人のようなお客さんばっかりだったらいいのに」と思える理想のお客さんに、「私はあなたにこれだけ払って欲しいと思っていますよ」と伝えちゃうこと。そして、そのためにはどんなサービスがあったらいいか、考えてもらってください。「どんな店なら10年も20年も通いたいと思いますか?」「あなたのような人を紹介して欲しいのですが、どんなことをすれば紹介していただけますか?」と質問するのです。
美意識については、きっとお客さんは「私は美意識が高いから」なんて意識していないでしょうから、そこを意識させるようにします。「私には○○という意識があるのですが、あなたはどうですか?」という感じで。

売り込みに関しては、売り込まなくても買ってくれる人にだけ声をかければいいんじゃないでしょうか。別に、売り込みをしないとモノを売っちゃいけないわけではありませんから。欲しい人にしか売らない、を繰り返して行って、ときどきお客様の声とかをさりげなく紹介すれば、それこそ美意識の高い人の目には留まると思いますよ。
そんなあなたにオススメの本があります。いや、勧めるのやめようかな・・・と一瞬迷ったくらい、僕のセールスの全てが書いてある本です。その名もズバリ「売り込まなくても売れる!」です。ジャック・ワースが書いた本ね。あー、言っちゃった。僕の全てがバレてしまう・・・ まぁ、多くの人はここまで言っても読まないでしょうが。

正しい集客方法。なぜ客が続かないか。客が入りだしたら続いて、客が止まるとパタリ。入りやすい外観とは( 聞きたいこと、わからないことがありすぎて、何を聞けばいいのか、何から聞けばいいのか、何から始めればいいのかも分からない状態です。)

うーん。まさに迷路ですね。もう一回、整理してから質問していただきたいものです。こちらとしても、何を答えたらいいかもわかりませんから。
もしこれら全てに一気に答えてもらいたいなら、僕の五百万円のコンサルティングサービスに申し込んでください。そこでならちゃんと答えます。

現在、お店の認知度はとても低いですが、お客様の反応、手応えはかなり感じております。今後売上が上がっていく自信はあります。ですが、もっとスピード感を持って売上を上げるためには、効果的な集客方法を学びたい。

ふむ。こんな質問をしてくる人に何を言っても糠に釘な気がしますね。どうしてだと思いますか?なんの根拠もないことばかり言っているからです。こっちが明確なことを言ってもわかってくれないんじゃないかと思います。「私はそうじゃない『と思う』」とか「そんなことにはならない『気がする』」とか言っちゃってね。
「気がします」とか「思います」って宇宙語です。僕たちは日本人なのだから、できたら日本語で話して欲しいなって思っちゃいます。神様じゃないんだから、根拠のないことを自信たっぷりに言うのはやめてください。悟空の元気玉はみんなから気をもらってパワーにできますが、あなたの「気がする」は何も生み出さないし、何もやっつけることはできません。
認知度をアップさせたいのでしょうか?それなら一日十社の新聞社に当ててFAXを送りまくったらどうでしょう?スピード感ってなんのことですか?スピードのことが知りたいなら、キアヌ・リーブスの「SPEED」という映画を見ればよくわ
かると思いますので今すぐツタヤで借りてきてください。という冗談はさておき、何日以内に何人の人に来てもらうことが、この人にとっても「スピード感を持って売上を上げる」に該当するのでしょうか?
結局最初に戻ってしまいますが、具体的でない質問には質問で返すしかなくなるんです。「気がする」「思う」という宇宙語を使うのは今すぐやめて、自分が目指したい方向がどっちで、そこまではどれくらいの距離があるのかをきっちり測定しましょう。話はそれから!

治療する患者の集客方法。セミナーの講習生を集める方法。チラシの書き方。コピーの書き方。

相手が講習生なのか患者なのかという違いはあるにせよ、とにかくコピーで人を集めたいということですね。
コピーの書き方のポイントは「3M」です。「ますだ・まるごと・まるっと」ではありませんよ。それでも良さそうだけど難易度が高いので、もうちょっと一般的な3Mを伝授したいと思います。
まず一つ目は「メッセージ」。これは表現方法ですね。ターゲットがどんなことに悩んでいて、それをどんな言葉で考えているか。自分のお店の商品を買うと、ターゲットにどんなメリットがあるのか。それを書き出してみましょう。この時に注意しなくてはならないのは、自分の立場や目線ではなく、あくまでもターゲットの目線と言葉で書かなければならないということです。例えば会社のトップの人間のことでも「社長」「経営者」「代表取締役」といろんな言い方がありますよね。ホームページと言う人もいればサイトと言う人もいる。疲労をだるさという人もいる。あなたのお店に来てもらいたい人がどんな単語を使っているのかリサーチするのは、地味だけど結構重要なことなんです。
で、二つ目は「メディア」。どんな媒体でそのメッセージを発信するのか考えましょう。チラシなのかホームページなのかメルマガなのか、いろいろあると思います。その時には三つ目のM「マーケット」のことも考えなくてはなりませんね。どの市場を狙うのか、ということです。おばあちゃんばかりの市場に対してスマホ戦略を立てても仕方ない。3つのMが揃わないと、そういうアンバランスが起きてしまいます。
例えばシュークリームを売るのに、糖尿病の名医がいる病院の入口の前に立って「我慢していませんか?」と書かれたチラシを渡すとかね。反応出るんじゃないでしょうか。本当に心から欲しいと思っている人がどこなのか、どの人はどんなところに出入りしているのか、一生懸命想像力を働かせて、または既存のお客さんに聞き込みをして、試しまくってください。

くそ田舎でも売上を上げる方法 (チラシのエリアは変えていきます)

これはね、僕も確かに言っていたことだからあまり言えないけど、礼には礼を尽くしたいと思うから、質問者に適したお答えをさせていただきますね。
まず、なぜ「ド田舎」っていう表現じゃダメなんですか?くそ田舎ってちょっとね。これからは「ド」にしたほうがいいと思いますよ。
そうしないと、くそ田舎なんて言い続けていたら本当にクソみたいな客が来ますよ。クソみたいなチラシを作ってクソまくんですよね。犬のクソとか踏みながら。そしてクソみたいなホームページ作って、クソみたいな対応してくれる新聞配達のおっさんに折込をクソ頼んで、クソみたいなオファーに対してクソみたいな客が来る。クソみたいな施術をしてクソ以下のお金をもらって、あー今日もクソみたいな一日だったなと思ってクソ臭い布団に入って寝る。毎日考えるのはクソみたいな施策。こんなクソ田舎だから客がクソ来ねえよなどとブツブツ言いながら。
お客さんは奴隷だとか僕もいろいろ言いますが、クソでないです。あなたの鏡なのです。あなたがクソみたいな応対をしていれば、お客はクソみたいな態度を取ってくる。あなたがクソみたいなオファーしか用意しないなら、お客はクソみたいなお金しかくれない。そういうもんです。一回試しに「くそー、くそー」と思いながら一日仕事してみてください。本当にすべてがクソに見えると思いますよ。
心で思っているだけのこと、と思っていても、ふとした時の表現とか態度とか、言葉の端にそれは必ず現れます。お客も、自分がクソだと思われていることは敏感に察知するはず。意識しなくても、無意識的にどこかで「このクソ店主」って思っていることでしょう。
だからこの質問者には、表現をクソ変えることをクソ望みますよ。別にこの人がクソまみれになるのは構いませんが、いつの間にかクソ扱いされてしまうお客さんがかわいそうですからね。

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