お悩みQ&A商売人110番 商売人をすくう厳選のことだまQA

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経営者に必要な要素は何ですか?

三つ挙げます。包容力・適応力・行動力。この中で最も大事なのは適応力だと思っています。
ここでいう適応力とはいくつかの意味があり、ある面では、いつの時代にも対応できる能力のことです。あなたも感じていると思いますが、ビジネスの世界はものすごいスピードで変化していきますよね。高度経済成長なんて目じゃありません。売れっ子が一晩で監獄に行くようなことだってあるくらいですから、ぼやぼやしていられません。そんなスピードの中で、どんなふうに状況が変化してもある程度はついていき、ある程度は結果を残すことができる。そんな力が、いまの経営者には求められています。

そして、またある面では日々の戦略と実践においてです。成功者と言われる経営者の話を聞いてみてください。まっすぐ一直線に成功してきた、という人はいなくて、誰でも一度や二度は失敗をしています。それが、大きな借金を抱える失敗なのか、チラシの反応が悪かったという程度の失敗なのかはさておき、すべての施策が百発百中だったという人はまずいません。
つまり、経営者であるからには、後から考えるとあの戦略は失敗だったな、無意味だったなと思えるようなことを繰り返す可能性が大きいのです。何度もやっていけば失敗を避けることが出来るようになりますし、そうなれば強いしこっちのものですが、そこに至るまでにはやはり試行錯誤が必要です。そんなときにいちいち気にしていたり、なんでダメだったのかと長々考え込んでしまうような人は、適応力が高いとは言えないでしょう。失敗にも適応する能力が必要なのです。
「あぁ、こういう結果になったか。じゃあ次はこうしよう」と、パッパッと切り替えられる能力。これ、すごく大事ですね。僕もこう見えて落ち込みがちでションボリと膝を抱えることがありますが、ビジネスの施策に関しては、まず立ち止まるという
ことはしません。あなたも、ハイ次!ハイ次!とスピードアップしていくフットワークの軽さを身につけましょう。

経営者に向いた性格とか、そういうものは無いと思っています。外交的ならいいというものでもないし、内向的だとうまくいかないとも思わない。包容力・適応力・行動力。この三つの要素が重要です。

(これからの時代に対して)どこに目を向けて考え、行動するのが一番か?

考えなければならないことは三つあります。一つは、自分は経済圏の中に生きているということ。二つ目は、影響力。三つめは、教育。この三つ、しかもこの順番です。
何にも優って、僕たちは経済圏の中に生きているということを忘れてはなりません。資本主義社会にいるということは、どういうことですか?ハイそうです、お金が大事だということですね。二つ目に影響力、三つ目に教育を挙げましたが、これらが経済の前に来ることはあり得ません。影響力を身に付けるためにはお金が要るし、子供によい教育をしたいならお金が要る。何でもお金が要る世の中です。いやいや、お金より愛が大事だよねという人もいますが、無一文の中でも愛を語れますか?語れないでしょう。

そして二つ目の影響力ですが、これについてはただひたすら「ないとなめられますよ」と言っておきましょう。なめられますよ。
考えてみてください。あなたはどんな人の言うことを「ほぉ~、最もだな」って感じますか?何もできない人のことは思わないですよね。口ばっかりで全然数字が伴っていない人って結構いますが、そういう人に芯から影響されるのは本物のバカだけで、あなたや僕のような優秀な人間はそう簡単には騙されません。そう、何か数字を持っている人、つまり何かしらの実績がある人のことを「すごいな、この人の言うことは確かだ」って感じるわけです。その人の言動は実績が裏付けているし、その人の実績は、言動によって成り立っている。実績には必ず付随するものがありますよね。お金です。他者から認められれば認められるほど、お金が入って来る。つまり、お金持ちの人は影響力があるということになりますね。
「お金持ちは影響力がある」とストレートに話すと、お金で人をひれ伏させていると感じる人もいますから、若干回りくどいですが説明しておきました。お金持ちになるにはそれなりの理由があるんですよ。例えば賭けとか株式とかで儲かっていたとしても、儲かることができるだけの運とハートがあるってだけで、大きな影響力を持つ人になり得るのです。

そして最後に教育。この日本、この世界は、自分たちが住んでおしまいではありませんね。子どもの代、孫の代がずっと住んでいく。だから僕たちには責任があるし、子どもたちにもその責任に耐えうるだけの頭脳と教養を身に付けておいてもらいたいですよね。そのために教育をしなければなりません。ただただ「医者になって~お金持ちになってもらいたいの」じゃなくてね。世界が続いていくことを考えられる子供を育てる。お金が要りそうでしょ。要るんです。稼いでください。

この三つを頭に入れて行動すれば、そんなに自分勝手なことをしようという気にもならないし、そんなにずれた方向に進んで行くこともありません。

やるべき事をリストアップした後の優先順位の付け方がまだ出来ていなくて判断が難しい。常に”集客に結びつく事なのか…?” と考えながらやっていますが、やるべき事が出来ずにいると焦ります。

やるべき事が多いときに先生はどのように進めていっていますか?

自分がやるべきではない仕事をリストアップし、手を放せるように仕組み作りをする。または外注する。これはもちろん大事なことです。でも、それを実現させるためには、少なくとも外注費、大きくなればスタッフ数名分の人件費がかかります。だから、事業を始めて間もない人にとってはまだまだ先の話ですね。
MSDにも増田塾にも、いろんな段階の人が来ています。スタッフを雇って回している人もいれば、ついこの間立ち上げたばっかりという人まで。そんな状況の中で話すのですから、実はこの段階の人には適さない話だったな、と言うことも時には発生します。この「やるべきことを見極める」の話がまさにそうです。スタッフがいるならどんどん仕事を投げて自分は集客に頭を使うべきですが、まだ経営の初心者なら、ゴミ出しでもコピー取りでも何でも自分でやらなきゃいけない。「自分がやるべきことなのか?」「このコピー取りは集客につながっているのか?」とか、いちいち考えていられないわけです。そこは理解してください。
もしこの質問をした人が経営初心者、または全然外注とか雇用とか考えられる段階じゃない人なら、まずい質問をしていますね。小さい仕事をおろそかにしようとしているんじゃないでしょうか?現場を知らないで経営だけしたがる人間がいますが、まさにそうなろうとしている感じ。
これを読んでいるあなたにも言いたい。稼げていますか?稼げていないなら、効率を求める段階じゃないですよ。稼ぐ人というのは何でもやるんです。自分がやるべき仕事だけに集中できる環境にある人が稼げるのではなく、何でもかんでも自分でやって、一日20時間働いたから稼ぐことができ、結果的に外注とか雇用とかを検討できるようになったのです。
起業当初の「死ぬほど働く期間」って、すごく大事なんですよ。その時に、とにかく何でも自分でやったるわ!という根性が備われば、ぐんぐん伸びていくことができるし、成功してからも何かと強い。スタッフからの信頼も篤くなる。お客さんからも頼られる。

やるべき事が多いときどうしたらいいですか?という質問には、こう答えるしかありません。

 

「全部やれ!!」

 

時間がない?だったら寝るな!!

以上です。

ますだ先生のお金に対する考え方を聞いてみたいです。 正直、お金に対していいマインドを持っていません。そして、お金が十分に入ってくるというよりいつも苦しいギリギリの所で暮らしています。私のマインドもそうですが、夫もそうです。どうやってますだ先生は心の持ち方を変えれましたか?そして、私が変わると夫にも良い影響を与えられるでしょうか?夫は、今回の受講料でもかなりもめるくらい倹約家な人なのです。ですので、私は自由になるお金が欲しいので、別々の仕事がしたいです。

ふーん。苦しんでるんですね。これからも苦しめばいいと思うよ。
この人は「ギリギリのところで暮らしています」「マインドがそうです」などと、やたら不幸な感じをアピールしていますが、それって本人がそう思って、そう発言しているからその通りになっているんですよね。そのことにまず気付くべき。「私はいまの状態から抜け出せないのです」って言ったら、ずーっと抜け出せない。だって本人がそう望んでいるのだから。人生って本当に、面白いくらい、自分の言ったとおり・思った通りになるもんですよ。

それが嫌なら、まずこんなにマイナスなことを口に出さない。そして、なんとしても稼ぐことです。

そしてもう一つ言うなら、家族にビジネスのことを相談するのは良くないです。このセミナーに行きたいんだけど、受講料はいくらなんだけど、どう思う?って聞いたんじゃないですか?聞きながら「きっとダメって言うだろうな」って思っていたんじゃないですか?で、その通りになりましたよね?
ノーと言われるのがわかっているのに、なぜ聞くんでしょう。ああやっぱりダメって言われたって、どこか安心していませんか?あなたのことを邪魔しているのは、旦那さんではなくあなたの気持ちだと思います。旦那がダメって言うだろうという気持ち。旦那がいつも邪魔するだろうという気持ち。そして、こんな自分は稼げないだろうという、お金を引き寄せない気持ちです。

あと僕は、相手が成長しようという時にケチをつける人の気持ちはわかりません。あなたの旦那さんが、本気であなたにケチをつけているんだったら、もう僕にはどうしようもないです。もしかしたら変化が怖いのかもしれないし、おいてけぼりにされたと感じるのかもしれない。でも、だからって何で邪魔するんですかねぇ・・・本当にわからない。
奥さんがちまちましていると、旦那さんもちまちまするんじゃないですかね。似たもの夫婦です。旦那にうんざりしているということは、実は自分にもうんざりしているのでは。
なんか人生相談みたいになってしまいましたが・・・

まぁとりあえず、塾には来てくださいよ。そんなもんであなたの貯金がなくなったりしませんから。逆に「お金がないからチャレンジしません」なんて言っていたら破綻しますよ。
旦那さんに関しても、あなたが稼いで現金を持つようになれば、ちまちましなくなるんじゃないですか。逆に浪費家になったりして。

ますだ先生のパワーはどこからくるのか。

「昔現金、いま顧客」です。おしまい。

付け加えると、僕の顧客ははっきり言って無敵です。素晴らしい人ばっかり。僕が素晴らしい人間なのだから、素晴らしい人間が集まってくるのは自然の摂理として当然のことではあるのですが、本当に顧客には助けられていると感じます。精神的にも、金銭的にも。
いつもたくさん払ってくれてありがとう。もっと高いものをリリースしますから、そのときは必ず買ってくださいよ。

誰でも、どこかにパワーの源はあると思います。それがお客さんだったら、とても幸せですよね。誰でも嫌な人にかこまれて仕事なんてしたくないですから。好きな人にかこまれて、楽しく過ごしながら仕事をする。僕たちにはその自由があるんです。
「昔現金」だったからといって、じゃあ今は違うのかといえば、そうでもありませんけどね。やっぱりお金は好きですよ。ないと生きていけないし、すごく大事なもの。考えてみれば、僕って「パワーの源」とか「元気のもと」がたくさんあるのかもしれないです。
でも、これだけは言っておきます。いつも元気ですねって言われることが多いですが、実際はそうでもないです。ただ、元気じゃない時には仕事しない、みたいなことはしないだけです。モチベーションが低くてもやるときはやる。それが、周りから見れば「いつもパワフルですね」ってなるのかもしれませんが。

どうすれば人の目を気にせずに行動したり、「嫌われたらどうしよう」という気持ちにならないようなマインドを持つことができますか?売上を上げるためにやるべき事、逆にやめるべき事を聞きたいです。

うーーーーん。
ということは「今は嫌われていない」っていうことなのかな?その自信はどこから来ているのかな?僕に教えてくれるかな?あなたナンボのもんなんですか?そんなに人目を気にしなきゃいけないような美しいお顔をしているのですか?是非とも、ツラを見せていただきたいものですね。
はっきり言いましょう。既に嫌われていますよ、きっと。人の目を気にしたところで、誰もあなたのことなんて見ていないですよ。下手に出て「私ってこうなの」と言ってみたところで、誰もあなたの気持ちには共感してくれませんよ。
というわけで、あなたは既に自由の身なのです。何をしても、どんなことを言っても誰も傷つきません。「あの人があんなこと言うとは思わなかった」なんてがっかりされることもありません。もし万が一、がっかりされることがあるとしたら、それはあなたの努力不足です。もっともっと嫌われる努力をしてください。もっともっともっと嫌われて、もっともっと自由になれば、いつでもどこでも好きなように振舞うことができますよ。

僕は、外で作業をするとは言ってもあまり近くに人がいるとやはり集中しにくくなります。だから以前、混んでいるスタバでブツブツ独り言を言ってみたんです。ちょっと怪しい感じで。そしたら両隣があきました。快適でしたよ~。嫌われるっていうのは悪くないことだなとつくづく思いましたね。
こんなうじうじした質問をしてくるあなたが、あなたの思っている通り人に好かれまくっているとは到底思えません。何度も言いますが、きっと嫌われています。その嫌われの身を思う存分楽しんだらいいじゃないですか?

自分の行動するスピードが遅くなってきたと思った時の対処法。

「スピード」という映画を見てくださいね、というお決まりはさておき。
まず、なぜスピードが落ちてしまったのでしょうか? だらけているから?飽きたから?疲れたから?いろんな理由が考えられると思いますが、どれでもないのに「自分には以前のような勢いがないな」と思うなら、それはマンネリによるものです。
マンネリってあまりいい意味で使われませんが、考えようによってはいいタイミングです。生まれ変わるチャンスだと捉えることができます。この機に、仕事を変えてみてもいいかもしれませんよ?自営業をやめてサラリーマンに戻るとか。・・・それは冗談にしても、ずっと治療一本でやってきたけどここでコンサルタントになってみるとか。飲食店業を営んできたのを一区切りつけて、料理教室に変えてみるとか。マイナーチェンジでも大きな変化でもいいから、少し自分に刺激を与えてみるといいでしょう。
または、全くの逆方向に行くのもひとつの手です。一回店を閉めちゃうとか。たぶん10日もすればお金の不安で眠れなくなって、再開店してものすごいスピードで働けるようになるんじゃないですか?

僕は、映画を観るという習慣は欠かしません。映画を観ることによって、仕事だけでは得られない感覚を養うことが出来ると常々感じているからです。あの映画を観たからこのビジネスが生まれた、というヒラメキもたくさんあります。
あとは、図書館に行くというのもいいですよ。図書館はどこでもタダで入れますから、自分が住んでいるのとは違う市町村の図書館に行って、いつもとは違う雰囲気を楽しんでみる。「この日は図書館の日」と決めて、一日中居座っちゃいましょう。僕は図書館に行くと百冊くらい読みます。もちろん、最初から最後までしっかり読んでいたらそんなには読めませんから、パーっと流し読みです。背表紙を見ながら「うーんどれを読もうかな」なんて考えない。次々と手に取ります。ふむふむ、この本はこんなことを言ってるのね、というのがわかればOK。読んだことのないジャンルでも手に取ります。
本から、きちんとした知識を得ようとしているのではなく、とにかく「いつもと違う情報を五感に味あわせてみる」だけです。マンネリ化を防ぐにはそれで充分。今まで思いつかなかったような、新しいアイディアが生まれてきますよ。

メンターの見つけ方

お決まりですけど、メンターに会いたいなら映画「スター・ウォーズ」を観ましょう。
というのではなく、いわゆる師匠的なメンターを探しているんですよね。それにはまず、自分自身が何を求めているのかを見極める必要があります。具体的に、どんな人を目指したいかをイメージしてみてください。
例えば、波乱万丈な人生を送っている人がいいと思っても、ホームレスが現れて「君に人生の浮き沈みのすべてを教えてあげよう」と言われて嬉しいですか?そのホームレスの人生がいくら波乱万丈でも、あまり聞きたくはないですよね。それはイメージ不足です。「いま成功している人」という条件を付けなくてはなりません。
具体的にイメージしていれば、メンターは見つけようとしなくても見つかるものです。僕も、あの人を弟子にしようなんて思わなくても人が付いてくるようになりました。それでももちろん、弟子だなんて思っていません。あちらは僕のことを先生だと思ってくれているようですが。

僕が、どんな人をメンターにしたいと思っているか。ひとつには、どれだけ夜遅くても一緒に飲みに行ってくれる人ですかね。で、僕は大好きだけど向こうは僕のことをどうとも思っていない人。そして、想像外の言葉をくれて驚かせてくれる人。ビジネスのことでも人生のことでも、僕が考えもしていなかったようなアドバイスをくれる人がいいですね。例えばうちの嫁さんとか。嫁さんにどうとも思われていないというのも悲しいものですが・・・
一般的に、夫婦間でビジネスの話をするのは難しいものです。人間、家族に対しては、なるべくリスクの少ない判断をしてもらいたいと思ってしまうため、どうしてもチャレンジングな選択に水を差す発言をしてしまいますから。例えばますだという人間に300万払いたいんだけどどうかな?と聞いて、快く了解してくれる奥さんがどれだけいるでしょうか?奥さんの理解のなさを嘆いてはいけません。そもそも聞く相手が間違っているのです。
でも、パートナーが本当に間違いのない判断をする人で、あなたを驚かせ、あなたの視野を広げてくれるなら、ぜひお金を払ってアドバイスをもらってください。夫婦間だからお金は要らないよね、なんて思わずにね。

ますだ先生のメンターは誰ですか?メンターから教わったことで、一番心に響いたことは何ですか?

メンターはたくさんいますよ。まず、商売のメンター。コンサルしてくれる先生とかですね。次に健康のメンター。これは通っているクロスフィットのコーチたち、仲間たちです。最後に精神のメンター。これは嫁コンサルという史上最強のメンターです。
僕は、基本的に女の人の言うこと、考えていることは正しいと思っています。だから、商売のことでもなんでも、どうしたらいいかわからなくなったり、判断に迷ったりした時には、女性の意見を聞きます。そういった意味で、嫁に話をするのは欠かせないのです。
で、僕が正直にわからないことを聞くと、そんなことも知らんのかボケ!と厳しい返答が来ます。かなり怖い。だから、言われたことを実行せざるを得ない。恐怖は無条件に人を動かすということを日々痛感しています。不意に「今日も儲かった?」と聞かれるので、毎日儲からざるを得ません。こんな緊張感のある毎日、あなたはいかがですか?

で、一番心に響いたこと。これは嫁に言われたことで、自分でも常々感じていたことですが、一生懸命やることって必ず芽が出るってことですね。よく「やりたいこととお金を稼ぐことは別なんじゃないか」みたいなことで悩む人がいますが、それが本当にその人のやりたいことで、その人が本当に全身全霊で取り組んでいることなら、必ず良い結果が出るんです。これ本当。
逆に言えば、芽が出ないものには一生懸命になれない。いつか疑問が出てきて、一生懸命になれなくなるんです。これをやっていてもいいのかな、とか、家族の目が気になってきたりとか。
だから、もしあなたが「すごくやってみたいとは思うけどちょっと不安」なことを抱えているなら、それはやめたほうがいいですよ。芽が出ないから。そんなことを考えるまでもなく、やりたくてやりたくて仕方なくて、というか既にもうやり始めてしまって楽しくてしょうがない状態なら、それはきっと大きなビジネスになるはずです。

行動にスピードをつけていくにはどうすれば良いか。

スピードというものがどういうものかを知りたいのであれば、キアヌ・リーブスの「SPEED」という映画を観てくださいね、というのは以前も言いましたのでやめましょう。スピードを付けるポイントは3つあります。

①切迫感
足を骨折していようがなんだろうが、ライオンが襲ってきたらものすごい速さで走ることができるようになりますよね。イタタタ・・・なんて足を引きずりながら走ったりなんてしないはずです。
あなたは切迫感を持って仕事に臨んでいますか? 切迫感をどうやって持つかは、まずは締切ですよね。この仕事を何時までに終わらせる、何日までに仕上げる、と決める。けたたましいベル音がするキッチンタイマーを買って、時間をセットして、スタバとか図書館とか、人のいるところに持って行って仕事をしてください。時間になると音が鳴るから、それまでに仕事を終わらせてタイマーを止めなくてはならない。これ、僕もよくやりました。50分やって10分休憩、を1セットにするんです。効率いいですよ。3時間で~とか半日で~とかやっても、ダラダラするだけですから。

②コーチ
無茶ぶりしてくるコーチにつきましょう。次回までにこれやっとけよ、と、とんでもない量の宿題を出すコーチ。ちゃんとやれなかったらゲンコツ飛ばしてくるようなコーチ。よかったら、僕がそれになりますよ。高いお金を払ってくれれば、その分締め付け具合をキツくします。締め付ければ人は成果を出す、ということがわかっていますからね。泣くまで問い詰めることもあるし、話を途中で終わらせることもある。ひどいようだけど、結局それでその人は成長するんですから。本当に成果を出したいと思っているなら、たくさんお金払ってくださいね。

③達成できない目標
現実味のある目標だと、怖くなったり「どうせ・・・」なんて考えたりして、案外動けなくなってしまうものです。たとえば、今年の収入が400万だったから、来年は500万にしよう! みたいな。あんまり変わらないから達成できそうだと思いがちですが、あんまり変わらないからこそ、何をしていいかわからなくなって、400万以上にはなれなくなったりします。
どうせだったら「明日だけで一兆円稼ぐぜ」という、無茶すぎて笑うことすらできないような、現実味の全くない目標を立ててみましょう。意味がないと思いますか?やってみればわかりますが、まず、何をやっても面白くなりますよ。これで一兆いくか?行かねーだろアハハー!みたいな感じで。すごくテンションが上がる。すると行動も変わる。面白くて面白くて、今までやらなかったようなことまでバンバンやるようになる。一晩でチラシを1万枚配るとかね。死にますけど、一兆円目指すならやらなきゃね。
現実感のある目標というのは、無難なようでいて、実はあなたの行動範囲を狭めてしまいます。行動するのが怖くなるし、考えが先走ってしまって何もできなくなる。明日だけで一兆円、の方がオススメですよ。

行動にスピードを付ける3つのポイントをお話ししましたが、せっかくですからそのうちひとつと言わず、全部一気にやってみてくださいね。それが、スピードを付けるための第一ステップですね。

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