お悩みQ&A商売人110番 商売人をすくう厳選のことだまQA

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心のあり方をどの様に整えれば良いか、折れない心の作り方。

そんなことを僕に聞いてどうするんでしょうか。僕の心は常に折れまくりですよ。ボキボキです。やろうと思っていたことも全然できないで一日が終わる。締切が迫っているのにYouTube見て遊んじゃう。そんなのしょっちゅうです。
でも、ひとつだけ言えることがあります。それは「自分の中にヒーローがいるかどうか?」です。あなたにはヒーローがいますか?この質問をしてくれた人にもヒーローがいればいいんですけどね。で、心が折れそうになった時とか、自分の心が思い通りにならない時とかには、こんなふうに考えるんです。ヒーローだったらどうするかな?と。そうじゃないと、自分の折れた心を自分でどうにかしようと思っても、無理なんじゃないでしょうか。
あと、折れた後にどうするかというのも大事ですね。折れること自体は全然構わないと思うんです。折れるなという方が無理。そういう人もいるかもしれないけど、僕はそんなこと言う権利はないので言いません。盛大に折れて折れて、折れてから、またプラスになるように考え直せばいいんじゃないですか。
折れる、そしてどうするか考える、また折れる、そして考える。これを繰り返すのみ。キリがありません。別になくてもいいでしょう。折れて「あぁ、やっぱり自分はダメなやつなんだ…」で終わったら、ただの思春期ですからね。僕もあなたもいい歳ですから、いい方向に向かっていける工夫をしましょう。

具体的な方法を挙げるとすれば、心が折れるというのはタスクが多すぎる時に起こることが多いですので、まずはタスクを減らしてみることですね。一日にどれだけのことをしようとしていますか?7つも8つもあるのは多すぎです。せいぜい3つに絞りましょう。それではやるべきことが終わらない、というのであれば、人に振ります。外注に出してもいいし、スタッフがいるなら任せてしまう。そうしないと、体も心も持ちません。誰にでもできるような作業はどんどん手放しましょう。

自分がどうすれば変わるか。

さあ来ましたね。この質問をした人も、このニュースレターの1ページ目を読んでくれればまた違った質問に変えるでしょうが、もうしてしまったものはしょうがない。繰り返しになりますが答えましょう。
「どうすれば変わるか」の、変わった後の自分がどんな自分なのかを、きちんと決めていますか?どうもマインドセット的なことを聞かれているような気もしますが、それは書かれていないので断定できませんよね。年収がどうなりたい、とか、客層をどういうふうにしたい、とか、どこに住みたい、とか、いろんな解釈が出来る質問です。いろんな解釈が出来るということは、明確でないということですよね。
もしこの質問者が目の前にいたら、僕は質問を返します。「『どう』って『どう?』」だと思うんだけど、どう?と。どうすればってどうなりたいの?どうっていうのはどれを指してるの?
僕の講義をよく聞いてくれている人はもうわかっていると思うけど、僕は質問をされたら質問で返すことが多いです。その質問の意味とか意図とかを聞きなおす。すると質問者は、そこで初めて改めて考えるのです。えーと自分はどうしたいのかな、と。どうしたいのかの方向を、絵でも字でもいいから頭に浮かべてもらうのが第一歩ですね。戦略・策略はそれからです。

でかすぎる質問に対しては、よい答えは返ってこないと思ってください。どう?では、どう?が返ってきて、これが本当のどうどう巡りっていう事態になります。面白いけどね。時間の無駄ですよね。

メンタルブロックの外し方。または、自分では外せてると思っていても外れていない時の対処法。

うーん、それはね、僕に会いに来ればいいと思うよ。

目標達成の障害となっている「自分のマインド」「家族が理解してくれない」「スタッフのモチベーション」について。

うーん…
まず一つ目、マインドについては、一言「強くなれ」ですかね。マインドというのは環境に大きく左右されるものなんです。たとえば、独居老人が百人いる中で自分だけが燃えるようなやる気を出すのって、ちょっと難しいと思いませんか?みーんな孤独で無口なのに、自分だけが「オラー!」って。無理ですよね。でも、それって独居老人たちが悪いんじゃありません。そんな状況に踏み込んでいるあなたが悪いのです。「お前らが孤独だから俺まで元気なくなってきたじゃねーかよー!」って、ひどい因縁ですよね。
だから、なぜ自分のマインドがしっかりしないのかを考えてみて、その状況を作ったのは自分だということに早く気づくべきですね。自分がいる環境を変える。これってかなり大事なことです。

そして二つ目は、家族ですか。家族に理解されていないということは、つまりは起業できていないっていうことでしょうか?だって家族だって、サラリーマンだったときと同じくらい、またはそれ以上の稼ぎがあるのであれば納得しますよね。それに、あなたの仕事に対して理解がないのであれば、そもそもあなたに仕事をさせないだろうし。どういう状況なんでしょうか?よくわからないけど、少なくとも大した成果を出せていないから話がスムーズに行っていないのだということは明らかなようです。
起業して、家族をスタッフにするかどうかは人それぞれ考えがあると思います。僕はどちらかというと、家族と一緒に仕事はしたくない方です。多少手伝ってもらうことはあるかもしれないけど、どっぷり浸からせるのは躊躇します。でも、それでも理解はしてもらわないと進めないと思う。理解させられるだけの結果と熱意を見せますね。家族に対してそれもしないで「あいつがわかってくれない」って文句を言うのって、どうなんでしょう。
そしてスタッフのモチベーション。他人の性質を変えることなんてそもそも無理なのですから、モチベーションをあなたがあげようとしているのが間違いだと思いますよ。元々のモチベーションが低いスタッフなら、そこからあげていくことはできません。だったら最初からモチベーションの高いスタッフを雇うべきです。または、モチベーションの低い状態でもできるように仕事の仕組み化を徹底するとか。
僕も何名かのスタッフに手伝ってもらっていますが、そもそも募集した時点で「クズのような人間は自分のところには来ない」っていう確信を持っているから、モチベーションの低い人なんて一人も来ません。この人は「どうせやる気のないアルバイトしか集まらないんだよな」とか思いながら募集かけてるんじゃないでしょうか?お客と同じで、スタッフも自分と同じような人間が集まるもんですよ。

なんにしても、自分で自分の置かれた状況を変えることのできない、弱い人間の悩みって感じがしますね。「できない」「やらない」って、思ったこと全部がその通りになっている素晴らしい人生じゃないですか?
言っておきますが、人のせいにし続けるのは勝手だけど、それでは変わっていけませんから、ね。

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