お悩みQ&A商売人110番 商売人をすくう厳選のことだまQA

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経営について最小限の押さえておくべきこと(何を学べばいいのか)

最小限ですか。じゃあなるべく少なく答えましょう。
まずは行動心理学。人は何をされるとどんな行動をとるのかっていう学問ですね。これについては、マーケティングと絡めて説明している本もたくさんあるし、実際の世の中の動きを行動心理学の観点から解説した本もあります。自分って騙されてるんだな~って嫌になるかもしれませんが、一読の価値ありです。
そして、何かと統計は取らなきゃいけないので数学は必須。数式を見ると頭が痛くなるとか、表計算ソフトはお断りとか言っていられませんからね。チラシをまくのは体力勝負であったとしても、何枚のチラシで何人から反応があって、それに対してバックエンドの成約率が何% なのか、こっちのオファーだと何%アップするのか、いちいち計算しなきゃいけません。しなきゃいけないんです。数字で語れないやつに成功はありません。
そして社会学。財務。交渉術。この辺は実務に関連するので、嫌でも身に付きます。
更に不動産、投資。知識があると何かと便利です。で、最後に国語算数理科社会ってとこですかね。

最低限と言われてバーッと挙げましたが、年収一千万を目指す人にとっての「最低限」と、年収十億円に届きそうな人の「最低限」は全然違いますから。もしこの質問をした人が既に年収百億だったらごめんなさい。

で、年収百億の人が学ばなければならないことと、これから年収一千万になろう!という段階の人が学ばなければならないこと、どっちが難しいと思いますか?
答えは後者です。ゼロから年収一千万になるのかいちばん大変。ベースがゼロですからね。年収百億なんて言っている人は、すでに基礎ができていますからそんなに大きな階段を上る必要はないんです。
なので、あなたの年収がいくらかは知りませんが、いまいちばん大変なんじゃないですか?

諦めずにやり続けるための重要性

うん?どういうことでしょうか。どうやったら諦めずにやり続けることができるのかっていう話?
違ったらすみませんが、とりあえずそういう前提でお答えしますね。

まず、A1サイズの大きな用紙をご用意ください。筆と墨も。そして、「Never Give Up」と書いて、乾いたら壁に貼ってください。以上。
全然冗談じゃないです。本気です。やってみたらいいですよ。その紙を見てハッとする瞬間が一日何回あるか。その回数が、あなたが諦めようとしている回数なのです。言い聞かせなきゃ。諦めてる場合じゃないぞって。諦めたらそこで試合終了どころか人生終了だよって。

この方は、いまの仕事に迷いがあるのでしょうか。それはちょっと、気の毒なことですね。でも、もしその人が本気でその仕事を好きで、でも儲かることができていないだけなのだったら、諦めちゃいけません。諦めないといけない仕事なんてないんです。好きならね。好きじゃないならどんどん諦めていいけど。
自分の仕事を好きなのかどうかは、ときどき自問したらいいですね。で「やっぱり好きだな」って思ったら、諦めるだのなんだのっていう考えは浮かんでこなくなりますよ。

時間のやりくりをどうしているのか

これにはコツがあります。まず、文具屋さんに行って1000円以上のキッチンタイマーを購入しましょう。できるだけ、電子音とかじゃなく「ジリリリリリ!!!」って強烈な音が鳴り響くタイプがいいですよ。そして、やるべきタスクをポストイットに書きます。たくさんは書きません。ひとつか、せいぜい二つ。タイマーを三十分にセットし、鳴る前に、ポストイットに書いたタスクを終わらせます。それを一日に3~5サイクルやる。それだけです。
もし、時間とモチベーションがあれば、次の日にやろうと思っていたことを前倒しすることもありますが、滅多にないですね。午後は映画を観たり漫画を読んだりしてのんびり過ごします。

さて、いくつか気になった点があったでしょうか。
まずタイマーですね。タイマーがないと仕事は終わりません。「自分はスタバとか、外で仕事をすることが多いのでタイマーは使えないな~」とか言ってられないですよ。スタバでジリリリリ!って鳴らせたらかなり白い目で見られますから、ぜひやってください。絶対に音を出すわけにいかない図書館なんかもいいですね。必死でタスクを時間内に終わらせようとするはずです。
人間、環境が生ぬるいとどんどん仕事を遅らせるようになります。特に僕たちは自営業ですから、監督がいないワケですよね。それって、普段はとても自由でいいけど、締切とかタスク管理という話になるとがぜん不利になります。やらなくても怒られない、という状況が、どれだけあなたを甘やかしているか、ときどき深く反省したほうがいいと思いま
すよ。いくら「自分は自分に厳しい人間なんで」と思っていても、絶対に甘えている部分がありますから。
それともうひとつ。タスクが少なすぎないか?と思われたかもしれません。あなたのタスクはいくつですか?一日に八個とか十個とか挙げているなら、それは多すぎです。絶対に終わりません。
自分の力を過信しない方がいいです。一日で五個できたら、上出来の上出来。普通は二個とか三個だ、ということを、とにかく頭に植え付けてください。いやもっとできる!とか言っていないで。できませんから。できると思っていたら、どんどん仕事が遅くなり、どんどん信用を失いますから。「一日三個しか仕事しない」、そう決めてスケジューリングしましょう。
どうして自分は計画通りに事を進められないのか、と悩んでいるなら、原因はそこにあるかもしれませんよ。

1000万円のPCを売った時の話(初めて売った時)

きっとパーソナルコンピューターじゃないですよね。パソコンは売ったことないので。個人コンサルのことです。
数百万円のコンサルなら、それまでも何度も売っていました。一千万を超えたきっかけを作ってくれたのは「ますだたくおのつぶやきブログ」です。
読んでいただければわかりますが、ロクなこと書いていません。基本的に悪口や批判、文句、などなど。それでも楽しく読んでくれている読者がたくさんいます。よく付き合ってくれますよね。
で、その読者からメッセージが送られてきます。死ね死ねメールもたまにありますけど、「コンサルしてくれませんか?」という依頼が多いですかね。で、そこで僕は聞くわけです。「年収いくらになりたいですか?」と。
以前問い合わせてくれた人に、そのように質問しましたら「今も業績が悪いわけではないのですが、年収一億円になりたいんです」という回答がありました。なので、じゃあその十分の一を僕に下さい、と言って契約締結。それが初めて一千万台のコンサルを売った瞬間でした。
その後も、4320万のコンサルとか売ってます。要は、「僕にいくら払いたいか」「自分の年収をいくらにしたいか」なのです。決まった額はありません。だからと言って「年収百万になりたいんで十万円でコンサルしてください」とかやめてくださいね。
あんな悪口ブログで、喜ぶ人がいて、更に「この人に一千万払おう」って思ってくれる人が現れるのですから、いくら死ね死ね言われてもやめる気になれません。本当に、人生って何とでもなるなぁ…って思わされますね。

何フェチですか?

あの~、これ一応マーケティングとかマインドとかの話をするニュースレターなんですけど・・
僕が何フェチなのかを知って、どうするんですか?それに見合った女性をあてがってくれるとか?不思議です。この質問者が男性なのか女性なのかもわかりませんから、なおさら不思議感が増します。が、「ますだたくおに聞きたいこと」ですからね。ちゃんとお答えしますよ。渋々。

まず挙げたいのは、腹筋から浮き出る血管。これはすごいですよ。腹筋に血管なんて見たことあります?普通は見えません。よほど体脂肪を落として筋肉を育てないと。あと、上腕二頭筋の血管も好きです。
さらに言いますと、服を着て普通にしているときは、本当に普通のお兄ちゃんなのに、服を脱いだらすごい筋肉!すごい血管!みたいなギャップもいいですね。フツーに見えて実はすごいっていうのが好きです。逆に言えば、何かと上級者ぶる奴が嫌いなんですね。見てや~この筋肉!って言いながら血管見えない人なんかは勘弁。
あれ?筋肉じゃダメ?
フェチって異性のことじゃないとダメなんですか?

そうですねぇ、女性なら・・・手をきれいにしている人が好きです。手の甲はポイント。いくらきれいにお化粧していても、手とか首には年齢が出ますから。この人の手はきれいやな~と思う人は、だいたい顔もきれいという法則があります。それから、キューティクルフェチでもあります。艶々の黒い髪が好きですね。ぱさぱさした髪の女性は女性と思えない。
また、見た目ではなく、何に対しても頑張っている人は好きです。信じて頑張る人、ひたむきな人ですね。

で、こんな話聞いてどうするんですか?

2200万円を返した時のもっと詳しい話を聞きたい

これ何度か話している気がするんですが、そんなに面白いですかね?
まず、なぜ2200万円もの借金を負ったかというと、僕が勉強熱心だったからです。21歳から27歳まで、猛勉強していました。とにかくビジネスで成功したくていろんな教材を買いましたし、様々な投資をしました。そのためにお金を借りました。まずは親から、そしておばあちゃん、友人、親戚、ちょっと人相の悪いお兄さんたち・・
あなたにとって2200万の借金なんて信じられない額かもしれませんが、一度、ちょっとタガを外して借りてみるといいですよ。あっという間にそれくらいになりますよ。え?信じられない?僕も信じられませんでしたよ。

サラ金業者の督促は、それはそれは怖かったです。あれも、一度経験してみたらいいと思うんですよね。稼がなきゃ!という気持ちに、嫌でもなれますから。
で、28歳になる直前に「マーケティングを学ぶ」という行動に出ました。コピーの勉強をして、ファックスDMを送りまくって、借金生活から一気に年収数千万になりました。
「一気に」とは言っても、当然一日二日の話ではありません。その期間は、もうきつかったです。傍から見れば大量に仕事が舞い込んできてお金が振り込まれて、夢のような日々だと思われるかもしれませんが、当時は僕は整体院もやっていましたし、すき家とかハンバーガー屋とかのバイトも急に辞めるわけにもいきませんから続けていましたし、とにかく死ぬほど忙しくなったんです。毎日2時間も寝られれば良し、という状況で、ヘロヘロでした。様々な感情がこみ上げました。辛いとか、嬉しいとか、眠いとか、バイトの先輩に怒られて悔しいとか、逃げたいとか、最高!!とか。めっちゃくちゃ。

あの期間がなく、もし僕がじんわりとお金を儲けていたら、もっと別の考え方をする人間になっていたんじゃないかと思います。普通は、お金ってじっくり時間をかけて、努力しながら稼ぐものって思いますよね。そうじゃなくてもいいんだって気づかされたのが、あの期間です。人生があっという間に変わってもいい、という自分への許可が下りた期間。サラ金に追われた翌月には、いろんな人から何千万というお金をもらう立場に立っていることも起こり得るんだという体験。
貴重な期間でしたけどね。もう味わいたくないです。

どうしても人は、安い物にお得感を感じ、安い>高いになるような気がしますが、高単価化で患者が離れていってしまわないでしょうか?ユニクロ、牛丼屋チェーンなど安い物が支持されている傾向は否めない気がします。高単価、集客、リピートで売り上げが上がるのは当然わかるのですが。

確かにね、安いものが好きな人が多いのは否めないですよ。ユニクロとかウォルマートはいつでも繁盛していますし、高いものが好きな人ばっかりだったらそうはならないのですから。でも、高いものが売れていないわけでもないです。
これは、この質問者が普段どんなことを考えながら買い物をして、どんなお店に行くか、なんだと思います。やっぱ安いものがいいよな~、この値段でこんなのが買えちゃうんだもんな~、何万も出す必要はないよな~、と思っているんじゃないでしょうか?この人自身が「安いもの至上主義」なんです。だから、安いものに殺到している風景に目が行き、どんな人がどんな高いものを買っているかという現実が目に入らないのです。
あなたにも言えることですよ。ビジネスをしていく上では、高単価化は確かに必要ですが、その時にあなた自身が「やっぱ安いものの方がいいよね」と思っているなら、うまく行きません。あなた自身が高い買い物をし、高いものの価値をよく理解している状態じゃないと、顧客は納得しないからです。安いものばっかり買っていませんか?セール情報ばっかり集めていませんか?割引にならないかな~と思っていませんか?あなたがそう思っている限り、あなたのお客さんも、あなたに対して同じような思いを抱き続けますよ。

あと、「高いか安いか」の話をするときに、よく「100円か100万円か」くらいの極端な話をする人がいます。別にそこまで分けなくても・・と思うのですが。真ん中たくさんありますよ。バランスも大事。一回3000円の整体を値上げしてみたらと言ったら「じゃあ3万円くらいですか?」って・・そんな極端な。テストしたっていいんです。ちょっと上げて、来院の頻度を下げる提案をしてみたり。パターンはたくさんあります。

値上げの際には、自分の値段に対する価値観を改めて確認してみることをお勧めします。自分って安いものが好きなのかな?高いものの価値をわかっているかな?と。安いものを好みながら値上げをするのって、あまり誠実なやり方じゃないですからね。あなたのためにも、お客さんのためにも、心と商売がちぐはぐになるような施策は取らない方がいいですよ。

今までたくさんの生徒さんを見てこられた中で、うまくいく人、いかない人のそれぞれの共通点などありましたら教えていただきたいです。

うまくいく人といかない人の違い。これは、会ってみないとわからないものなんです。
うまくいく人は、「空気がいい」。これにつきます。空気が良くなくて、最初にあまり「この人うまくいくな!」と思えないような人でも、時間が経つにつれて空気が良くなり、実際本当に結果を出していくようになった、ということも少なくないです。逆に、最初は空気が良かったのにだんだん良くなくなっていって、売上もどんどん下がっているようだ、という人は稀です。うまくいく人は唯一「退化する」ということは下手なようですね。
その「いい空気」はどんなところから来るのでしょうか。話していて、先のことを察しているなぁと思わせる発言があるかどうかとか、質問が簡潔でわかりやすいとか、そんな些細なことの集まりなのかもしれません。

では、うまくいかない人の特徴は?
・自分のことしか考えていない
・やたら「人のため」と言う
・社会貢献したがる
・靴が汚い
・髪がぐちゃぐちゃ
・服がダサい
・不細工(性格が)
・ルイヴィトンのバッグを持ってる

そんなところですかねぇ・・
ルイヴィトンは別に嫌いじゃないのですが、あの柄のバッグを持っていればいいだろみたいに考えている人が少なくないような気がします。決してオシャレで持っているのではなくてね。これだけあちこちで見かけるようになってしまったら、やっぱり価値が下がりますね。レア感がなくなるというか。

成果を出す人は、これらの逆とも言えます。靴が綺麗でオシャレで、社会貢献なんて言わないけど人のためになることもちゃんと考えている。そしてルイヴィトンではないが何かしらの高級なバッグを持っている。
あなたは当てはまりましたか?

先生の子供時代から今に至る流れ。

生まれる→水泳する→借金する→返す→普通に暮らす
おしまいです。えーそんなことないでしょ!もっといろんなことがあったはずでしょ!と思ってくれるかもしれませんが、原稿用紙に書けと言われても一枚未満で終わるような人生だったんです。辛かった、嬉しかった、幸せだった、終わり、みたいな。スッカラカンですよ。
どの程度のスッカラカン具合なのかを知りたいという方は、ぜひ「ますだたくおのつぶやきブログ」を読んでください。その中身のなさに衝撃を受けること間違いなしです。

人の本音を引き出す方法、質問の仕方。

簡単です。ホンマですか?って3回聞けばいいんです。または「ホンマですか?マジですか?本当なんですか?」って3方向から攻めてみるなんていかがでしょう。
これって、きっとお客さんに質問したいんですよね。サービスについてどう思っているかとか、どんな商品だったら高額支払ってもいいと思うかとか聞きたいのでしょうね。そもそも、本音を言えないような関係の人に聞くこと自体が間違いだと思うんですけど。他に質問する人いないんですか?心を開いてくれるお客がいないっていう状況が、結構なピンチだと思うのですが、大丈夫でしょうか。
そんなこととは関係なしに、何を答えられても「これってきっと本音じゃないよね・・・」と疑ってしまうのであれば、それはあなたの方が心を閉ざしているってことです。別に、お客に対して何でもかんでもオープンにしろとは言いませんが、本気のサービスを提供することと、心を閉ざすことは相反することだと思うので、やっぱりその状況も結構なピンチなんじゃないかと思いますね。いい商品作れていますか?いい反応得られていますか?

これらのピンチな状況にあるわけではなく、ただ「いい質問の仕方を知りたい」というのであれば、オススメは、声のボリュームを上げることです。でっかい声で「マジで言ってんのかーーーー!!!本音を言いやがれーーーーー!!!」って言ってください。
または、真摯な態度で平身低頭「サービスのためにご協力いただけますでしょうか」って言う。どちらが効果的なのかは、あなたとお客さんのキャラ次第でしょうね。僕は絶対に前者です。

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